私たちは正しい判断を用いて、対立する二者に忠誠心を示すことなく、当社の目標達成を追求します。これによって、偏見のない、スマートな決断を下すことができ、ビジネスの利益へとつながります。私たちは他の人が偏見のない意思決定に頼ることができるよう、積極的に利害の対立を解消します。
利益相反を申告し、回避する
私たちは、実際に生じた利益相反および潜在的な利益相反を申告し、管理します。私たちは、会社に対する義務よりも個人の利益を優先するような状況を回避します。
重要である理由。
実現する方法。
- 私たちは、個人の利益が当社の意思決定に支障を及ぼす (あるいは支障を及ぼすように見える) 可能性がある状況や活動を回避します。
- 私たちは、個人的に近しい関係を持つ人を管督しません。また、そうした人物の雇用や報酬に関する決定に影響を及ぼしません。
- 競合他社に雇用されたり、競合他社に著しいビジネス上の利害関係を持つことがないようにしなければなりません。
- 私たちは、業務の最中に生じるビジネスチャンスは、個人ではなく、マッケイン・フーズに帰属することを理解しています。
- 私たちは、実際に生じた利益相反および潜在的な利益相反について、年に一度、またそれが生じるたびに、開示します。
利益相反が発生する状況
当社は小規模のコミュニティで数多くのビジネスを展開しています。家族が、同じ施設内で働いていたり、マッケイン・フーズの供給業者に雇用されていることも少なくありません。利害の相反を回避するため、そうした関係性については人事部に通知してください。家族であっても、互いの給与、給付金、労働条件を管理することは認められません。利益相反があると受け取られるだけでも問題となります。
私たちは、個人の利害や家族の利害が意思決定の妨げにならないようにしなければなりません。マッケイン・フーズが利害を持つ取引に経済的利害関係を持つことは避けなければなりません。競合他社に雇用されたり、競合他社に著しいビジネス上の利害関係を持つことがないようにしなければなりません。また、供給業社や顧客に対して所有権または経済的利害関係を有する場合は、開示しなければなりません。疑いがある場合は、情報開示してください。
私たちは、業務で知り得た事業上の有益な情報を個人的に活用してはいけません。こうした情報はマッケイン・フーズに帰属するものです。業務で得た情報や連絡先を個人的な利益のために活用することは避けなければなりません。マッケイン・フーズと競合することは絶対に認められません。事業上の有益な情報については常に上司に報告することが求められます。
副業やその他の活動によってマッケイン・フーズの業務に支障が出ないようにする必要があります。競合他社や供給業者、顧客に利する作業など、自身の職務や業務遂行に干渉する社外での活動は避けてください。利用規定で許可されているものを除き、個人的な目的でマッケイン・フーズのリソースを使用することは認められません。
正しいことを実践する。
個人の利益は、家族や近しい関係者、外部の経済的利害関係 (副業を含む) や事業機会に関連する可能性があります。実際に利益相反が生じているか、または潜在的な利益相反が存在するかについて検討する場合は、以下の質問を自問してください。あなた自身またはあなたの関係者が以下に該当しますか?
- 実際の、または潜在的な競合他社、物品・サービスの供給業者、農家、運送業者、エージェント、顧客にビジネス上の利害関係がある、あるいは、それらために働いている。
- マッケイン・フーズのビジネスに影響を及ぼし得る立場で、政府機関のために働いている。このシナリオの例としては、食品規制に関する検査や承認に関係し、プロセスや土地の使用の許可を行う政府当局などが挙げられます。
- マッケイン・フーズのためにも働いている。
多くの場合、利益相反は、それが開示されているのであれば、管理が可能です。実際に利益相反が生じた場合や潜在的な利益相反の可能性があると感じた場合は、人事や法務・コンプライアンスチームの担当者に通知してください。
良いビジネスを行う。
A: 自分の娘の会社と契約した場合、利益相反が生じることになります。上司にあなた方の関係性を話し、選定プロセスから離れてください。あなたが最終決定に影響を及ぼす (または及ぼすように見える) 立場にいなければ、あなたの娘の会社は、他ベンダーと競合可能です。
A: 社外の役職に関するポリシーを参照してください。あなたの役職やその組織の特徴に応じて、打診を受ける前に報告をしたり、承認を受けたりする必要がある場合があります。
A: この場合、あなたの親族は、マッケイン・フーズに影響を及ぼす決定権を持つ政府職員に当たります。このため、あなたは、申請プロセスから離れる必要があります。また、この関係性について上司に報告し、すべての必要な承認を得る必要があります。あなたの兄もまた、勤め先のポリシーに基づいて必要な手順を踏む必要があります。
A: はい。この活動はマッケイン・フーズのビジネスに関連するため、利益相反となる可能性のある事例として報告する必要があります。マッケイン・フーズでは農家と共同でベストプラクティスについて提携しているため、マッケイン・フーズの専有情報を許可なく開示しないよう、注意が必要です。
